遺伝子組換えと非遺伝子組換え
2017年から平飼いをスタートしましたが、
最初の1年半は遺伝子組換え(GMO)でした。
2018年10月から羽数が揃い、遺伝子組換えでない(NON GMO)エサを届けてもらうことになりました。
GMO作物とはどんな作物なのか?
GMO作物は、
作物に、殺虫剤が組み込まれ、除草剤をかけても枯れない作物と言われています。
GMOからNON GMOに変えてどう変わったか?
■
生存率
■健康寿命
この2点が大きく変わりました。
■生存率
2017年 約80% (GMO)
2018年 約98%(NON GMO)
2019年 約98% (NON GMO)
2020年 約98% (NON GMO)
2021年 約80% (NON GMO)
2022年 100% (NON GMO)
※2021年は鳥インフルエンザの影響により、家畜保健所の指導により外出禁止となってました。
全然違います。
GMOの時は全ての鶏の羽がボロボロになってました。
NON GMO にしてからは羽がボロボロになる鶏はいません。
遺伝子組換えは安全だと考える方もいらっしゃいますが、とても安全とは思えない結果になってます。
2023年4月1日からは『遺伝子組換え不使用』などと表示できなくなり、お客様にとっては、何を基準に判断したら良いのか分かりにくくなるのではと思います。
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■健康寿命
早い鶏で生後120日、遅くとも生後160日くらいで卵を産みはじめます。
540日くらいまで卵を産み続けます。
最初の頃は若いので立派な卵を産みますが、
歳をとってくると疲れから、
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卵が変形したり、
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殻が弱くなったり、
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黄身、白身ともに力強さがなくなってきます。
そうならないうちに若い鶏を導入していきます。
この導入の間隔が長くなりました。
(健康寿命が長くなりました。)
NON GMOにした結果。
なごみたまごスタート時
90日間隔
現在
220日間隔
健康でいる期間がかなり伸びました。
卵を産む期間も、700日くらいまでは伸びましたが、さすがに殻が弱くなり、割れやすくなるので、540日を過ぎたら、鶏肉として出荷をしています。
遺伝子組換えと非遺伝子組換え。
鶏の様子を見ていると、遺伝子組換えという選択はできないと思いました。
写真が残してありますので、ご興味ある方はそちらもご覧ください。
閲覧注意
遺伝子組換えと非遺伝子 鶏の違い。